サーロス・ウルフドッグを家族に迎える前に!知っておくべき情報満載!

サーロス・ウルフドッグ(Saarloos Wolfdog)

特徴

体型: 中型から大型犬で、オスの体高は65〜75cm、メスは60〜70cm。体重はオスで約36〜41kg、メスで約30〜35kg。
外見: 狼に非常に似た外見を持ちます。筋肉質でスリムな体型、まっすぐな背中、三角形の立ち耳、そして尖ったマズルが特徴的です。
被毛: 厚いダブルコートを持ち、季節によって抜け毛が多くなります。毛色はウルフゴールド(灰色がかった茶色)、フォーン、濃い灰色などがあります。
目: アーモンド形で優しい表情をしており、目の色は黄色がかった琥珀色が多い。

 

犬を家族に迎える前に

 

歴史

サーロス・ウルフドッグは、1930年代にオランダのブリーダーであるルーン・サーロスが、オオカミの特性を持つ犬を作るために繁殖を始めたことに端を発します。
彼はオオカミ(ユーラシアオオカミ)とジャーマン・シェパードを交配させ、その子孫を改良して現在の犬種が作られました。
目的は、オオカミの持つ自然な本能や野生の特性を残しつつも、人間と一緒に生活できる犬を作り出すことでした。
しかし、警戒心が強く独立した性格から、作業犬や警察犬としての用途には向かなかったため、現在は主に家庭犬として飼育されています。
1960年代に正式に犬種として認定され、現在では希少犬種の1つとされています。

 

性格

警戒心が強い: 見知らぬ人や環境に対して慎重で、初対面の人には距離を置きます。
穏やかで控えめ: 家族に対しては忠実で愛情深いですが、全体的に静かで控えめな性格。
独立心がある: 野生的な性質を持つため、自分で状況を判断して行動する傾向があります。
社会性が低め: 他の犬や動物、人に対する社会性をしっかり育てる必要があります。
知的で敏感: 環境や飼い主の感情に非常に敏感で、しつけには忍耐と理解が求められます。

 

長所

狼に似た美しい外見: 狼のような魅力的な見た目が大きな特徴。
忠実な性格: 家族や特定の飼い主に対して非常に忠実で信頼関係を築きます。
静かでおとなしい: 無駄吠えが少なく、穏やかに過ごすことができます。
健康的な体質: 遺伝的な疾患が少なく、全般的に丈夫です。

 

短所

警戒心が強い: 初対面の人や状況に対して警戒しやすく、家庭犬として飼う場合には十分な社会化が必要。
独立性が高い: しつけやコントロールが難しい場合があり、初心者には不向き。
運動量が多い: 活動的で毎日たっぷりと運動が必要です。
野生的な性質: 野生の本能を持っているため、小動物に対して狩猟本能が出ることがあります。

 

寿命

平均寿命: 10〜12年

 

健康上の注意点
:

股関節形成不全: 大型犬に多い問題で、成長期の食事管理や運動に注意が必要。
目の疾患: 遺伝的に網膜萎縮症(PRA)が報告されています。
敏感な体質: 環境の変化やストレスに敏感な面があるため、穏やかな生活環境が理想的。

 

飼育方法

運動

毎日1〜2時間程度の運動が必要です。広い庭で遊ばせるか、長い散歩やジョギングに連れて行きましょう。
頭を使う遊びやトレーニングも取り入れることで精神的な満足感を得られます。

 

社会化

幼少期から多くの人や犬に触れさせて、社会化を徹底的に行うことが重要です。
これを怠ると成犬になってから過度に警戒する性格が強まる可能性があります。

 

しつけ

独立心が強いため、強制的なトレーニングは逆効果になります。
ポジティブな強化を用いて、忍耐強くしつけを行いましょう。
ルールを一貫して伝えることで、信頼関係を築けます。

 

被毛ケア

被毛は比較的手入れが簡単で、週に1〜2回のブラッシングで十分です。
ただし、季節の変わり目には大量の抜け毛が出るので注意が必要です。

 

生活環境

広いスペースが理想的ですが、運動量を十分に確保できるなら室内飼いも可能。
独りぼっちにされるとストレスを感じやすいため、家族と一緒に過ごす時間をしっかり確保することが大切です。

 

サーロス・ウルフドッグは、その美しい狼のような外見と独立心のある性格が魅力的な犬種です。
ただし、初心者向けではなく、しっかりとしたトレーニングや社会化、十分な運動が求められます。
また、敏感な性質のため、穏やかでストレスの少ない生活環境が必要です。
経験豊富な飼い主であれば、その忠実さと賢さを最大限に引き出し、素晴らしいパートナーとなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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