犬を飼う時病気への心構え
犬を飼う際には、病気に対する心構えが非常に重要です。
犬も私たちと同じように病気になることがありますので、適切な準備と対応が必要です。
以下に、病気に対する具体的な心構えをまとめました。
犬の健康管理の基本
定期的な健康診断
年に1?2回の健康診断を受けることで、病気の早期発見が可能になります。
シニア犬になった場合は、頻度を増やすことも検討しましょう。
予防接種の徹底
狂犬病ワクチンは法律で義務付けられています。
伝染病を防ぐための混合ワクチン(例:パルボウイルス、ジステンパーなど)も忘れずに接種しましょう。
寄生虫の予防
フィラリア予防薬を使用し、ノミやダニの駆除薬も定期的に適用します。
糞便検査を行い、内部寄生虫(回虫や鉤虫など)の有無も確認しましょう。
食事管理
適切な栄養バランスの取れたフードを与え、肥満を防ぐことが病気予防につながります。
人間の食べ物を与えるのは厳禁です(特に玉ねぎ、チョコレート、ぶどうなどは有毒)。
運動と精神的ケア
犬種や年齢に合った適度な運動を行うことで、体力維持とストレス軽減に役立ちます。
病気の兆候を見逃さない
犬は痛みや不調を言葉で伝えられないため、飼い主が日常的に健康状態を観察することが大切です。
以下のような症状があれば、早めに動物病院を受診しましょう。
食欲不振
いつも食べる量が減ったり、まったく食べない。
元気がない
動きたがらない、ぐったりしている。
嘔吐や下痢
一過性でない場合や血が混じる場合は要注意。
体温の異常
犬の平熱は約38〜39℃です。高熱や低体温は異常のサイン。
咳や息苦しさ
特に慢性的な咳は心臓病や肺の疾患の可能性があります。
毛艶の悪化や皮膚の異常
皮膚の赤み、かゆみ、脱毛など。
尿や便の異常
血が混じる、排尿・排便が困難など。
犬に多い病気の種類
感染症
犬ジステンパー:ウイルス感染症で、発熱や呼吸困難が見られる。ワクチンで予防可能。
パルボウイルス感染症:激しい下痢や嘔吐を伴い、致死率が高い。ワクチンが重要。
寄生虫
フィラリア症:蚊を媒介とする寄生虫で、心臓にダメージを与える。予防薬で防ぐ。
慢性疾患
心臓病:特に小型犬に多く、咳や疲れやすさが見られる。
腎臓病:シニア犬に多い病気で、水を多く飲む、尿の量が増えるなどの症状。
整形外科の問題
椎間板ヘルニア:特にダックスフンドなどの胴長の犬に多い。
股関節形成不全:大型犬に多く、歩行困難や痛みを伴う。
腫瘍
良性、悪性どちらもあり、しこりや体調不良で気づくことが多い。
病気の治療費と保険
治療費への備え
動物医療費は高額になることがあります。病気の種類によっては数十万円かかることも。
緊急手術や長期治療を見越して、ある程度の貯蓄をしておくことが重要です。
ペット保険の検討
ペット保険に加入することで、突然の医療費に対応できます。
保険を選ぶ際は、補償範囲や限度額、自己負担額などをよく確認しましょう。
飼い主の心構え
冷静な判断
犬が病気になった際、パニックにならず冷静に対応することが大切です。
早めに獣医に相談することで、治療の選択肢が広がります。
治療への協力
投薬や通院が必要な場合、時間や労力を惜しまずに対応しましょう。
犬のストレスを軽減する工夫(やさしく声をかける、無理をさせないなど)も重要です。
最期の時も含めた覚悟
犬は人間よりも短命です。
病気が進行し、緩和ケアや安楽死を考えなければならない場面もあります。
その際、犬の幸せを最優先にした判断を心がけましょう。
犬が健康で長生きできるように、日頃から予防と早期発見を心がけ、愛情を持って接することが一番のケアです。
質問や不安があれば何でも聞いてくださいね。
